風は止んで、静かに晴れた朝だった。 伏せていたバケツやプラスチックの大きいちり取りが飛ばされていた。 幸い、車には当たっていなかった。
昨日取った多量の草を駐車スペースのたたきに広げて乾かしていたのだが、たっぷりと水を含んでいた。 が、ずっと晴天で、また、乾いた空気で、夕方ひっくり返したときには、まだ地面は濡れていたが、草の勢いはなくなっていた。
しかし、今日は外に出なかった。 そうか~、洗濯して、干したな~。 その洗濯物も4時過ぎには乾いていた。 午後は少し横になっていた。
昨日作ったフキの葉っぱの佃煮をお隣に持って行った。 いつもはもらうばっかしなのだが・・・・・。 「大人の味です」と、口添えして・・・・。
夜遅く電話したりしたら、おふくろ部屋から出てきて、誰へかけたかと聞く。 答えずにいると、「あんたは秘密が多い」と言う。 毎度のことだが、わがおふくろは、これが普通なのだ。
全部、自分が支配・コントロールしておかなければならないし、思い通りにならなければ、人を攻撃する。
この性根は、家族内では剥きだしだが、家族外でも同じようなことは垣間見えたのではないだろうか? 性根に変わりはないのだから・・・・・。
今日は、これと言ったことはしなかったな~。 何か、「これをしょう」と思ったことをやること、それがだいじなことみたいだ。 それは、「無為」と対峙する行為だ。 自分がやったという手応えを感じるように思う。 昨日の草取りは、まさしくそうだった。
その辺が、私の方向性みたいだぞ。
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