0時を大きく回っている。
先程まで、LEVON HELM の『DIRT FARMER』 を聴いていた。 私は、彼の歌、好きである。 1歳年上で、喉頭癌にかかったんだそうだが、復活しているのだそうだ。
少し前、テレビでたまたま見て、いっぺんに引きつけられてしまった。 声も、態度も、言葉も。 「これらは皆、50年ぐらい前の歌だが、今も、だいじだと思うし、もっともっと歌われていかなければならないと、思う」と、いうようなことを話していた。 いいものを歌い継ぐ、だいじなことだ。
卓球で、くたびれた。 帰ったらエネルギー切れみたいになるので、ラーメンなんかを1杯食べるのだが、今日は、それ食べたら、いや、食べて、シャワーかかったら、もう、横にならざるを得なかった。 それが7時近くになってやっと起き出したから、夕食が遅れた。
夕食済んだら、亀山郁夫さんがドストエフスキーについて話していて、これは興味があったので、洗い物はせず、自室で見続けた。
私は、『罪と罰』と『白痴』は読んでいたのだが、私の印象に残っていたものと、だいぶん違う事柄を語っておられて、「ふ~ん、そうだったのか~」と、物語の背景から跡付けられることの意味深さを、感じさせられた。
そのあともまだ、寝っ転がって見ていると、『世界ふれあい街歩き』が始まって、今日はバンベルグだった。 空襲など、戦争の被害を免れたようで、昔の街並みが、そのまま残っているのだった。 道路も曲がりくねっていて石畳だったり、川の水位すれすれの岸、それも自然の岸で、石造りの家が川のそばにずーっとあったりしていた。 建物の外壁が色とりどりで、まるでおとぎ話か絵本のなかに出てくるような、街並みだった。
ここも、行ってみたいな。
ベルギーのリューベック(だったと、思う)もいいところのようだったが。
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