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なかにし礼さんの講演会に行ってきた。
写真で見る詰襟のような、しかし柔らかそうな服を着ておられた。 心持前屈みに歩かれる。 胸を張ってというわけではない。 私とも、そんなに歳は違わないんだけど、私は、どんな風に歩いているんだろう? ベートーベンの第九について、「歓喜とは何か」というテーマだった。 なかにし礼さんが日本語訳の歌詞を書いておられるのだ。 訳すについて、1年間勉強されたのだそうだ。 話を聞いて、そのことがよくわかった。 西洋社会におけるフリー・メイスンの役割について話され、第九も、また、シラーの歌詞も、その思想が体現されているのだということだった。 フリー・メイスンについて、初めて正しい観点を知ることができた。 今までのイメージは、保守的な社会機構を存続させるための秘密結社のように思っていたが、それとは異なる、ほぼ対極に位置する観点だった。 フリー・メイスン、自由な石工たち(?)は、エジプト時代に始まるという。 職能組合(?)で、その技術ゆえに、どのような権力下でも自由に行き来できたのだという。 イスラムのドームも造ればカソリックのカテドラルも造るのだ。 そこから生まれた思想が、自由、平等、友愛(兄弟愛、同志愛?)なのだそうだ。 それはまた、その思想の実現される争いの無い世界へという願いが込められたのか、平和への志向もあったようだ。 いま一つ、これも西洋科学発展の礎(いしずえ)となった錬金術についても話された。 錬金術から、化学も始まっているのだが、その研究のなかから、一つの哲学も生まれていたようだ。 即ち、存在そのものについて、金(真実?)になるには、一度死に(全ての者はその、もろもろ身につけている不実の衣をはぎ取り)、変成を経て復活(再生?)があるのだという考え方だ。 それを色で象徴すると、死の黒、変成の白、復活の赤乃至(ないし)金だそうだ。 ゴルフのタイガー・ウッズの着る服は、予選ラウンドは黒、本選の第1ラウンドは白、最終ラウンドは赤、必ずそうなんだと言われる。 鳩山由紀夫首相も、首相になってからはネクタイの色は金色と、言っておられた。 そして、自由、平等、友愛も3点なら、黒、白、赤も3点なんだと言われる。 このスリー・ポイントは、モーツアルトの曲にも、ベートーベンの曲にもある。 第九も同じように創られているのだと、言われる。 迷い、葛藤から、それを振り捨て、何とも心地よい旋律が現れ、そして、最後の歓喜に至ると。 ベートーベンの描こうとしたものは、フリー・メイスンの理想へ向かって、言わば生まれ変わるのだということだったのかもしれない。・・・・・・ それこそ、歓喜だと。・・・・・・・・ 私の聞き取ったところも加えてだが、そのような話だった。 モーツアルトはフリー・メイスンに入ったことがはっきりしているんだが、それ以降、すなわち、ピアノコンチェルト20番から以降、弦楽四重奏曲ハイドンシリーズ以降、交響曲30番(?、38番?)以降の名曲はすべてそうなんだ、それまでとはガラッと変わったんだと言っておられた。 ベートーベンが入っていたかどうかはわからないが、当時の時代の空気を吸っていたことは確かではないかと、言われていた。 少し難しい話だったが、おもしろかった。 そういう風に言われると、わけがわかってくるように思われる。 いろんなことがつながって、全体が見えるような感じだ。 にほんブログ村
by Silvergray777jp
| 2009-10-12 01:01
| 音楽・舞踊
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