夕食後、だいぶ横たわっていた。 洗い物もせず、すぐ引き揚げたが、ずいぶん気分が悪かった。
おふくろが食べる量が減っている。
ゆうべは夜中に起き出して、朝食作りをしていた。 「何時と思うか?」と時計を見させると、得心してすぐやめて布団に入ったが、今朝は、すっかり忘れている。
パンを真っ黒に焦がし、残っていた汁を煮詰めて焦がし、ゆで卵を作るのに、厚底のフライパンに水を張ってゆでていた。 いつも使う小さい鍋がふさがっていたからだが、それにしても度外れている。
夕方頃には、「息が止まる」と、私の部屋まで言いにきた。 私は、「寝るか座るかしなさい」と言ったが・・・・・。
私が夕食の支度をしているときも、首筋を抑えて時計を見ながら脈を計っていた。 前から不整脈があるとは言っていたが・・・・。 しかし、割かし最近の心臓のいろいろな検査では異常はなかったようだが・・・・・。
私の具合の悪いことなど全然お呼びではないようだった。
夕食もろくなものが作れなかったが、久しぶりに切ったり煮たり焼いたりゆがいたりして、おかずらしいものを作ったのだが、おふくろ本人が食欲がないもんだら、渋々席に着くような具合だった。
それにしても、絶対的摂取量が減っている。 よっぽど好みのものでないと受け付けなくなっているような感じだ。
私の冷蔵庫の始末のための、独創的な料理ではダメみたいだ。
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