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夕方、庭仕事をして、そのあと食事を作って食べたら、だいぶん長いことエネルギー切れだった。
今は、まぶた重くなっているし・・・・。 庭仕事は久しぶりだし、朝のうちはまだ、雨が降っていたのだ。 昼前から、これはもう降らないなと思って、洗濯物も外に干したけど、庭仕事も、草が取りやすいと思って、夕方だったけどやったのだ。 その気で出ると、剪定しなければならない花木がたくさんあって、とりあえず、最も急ぐところから大雑把にやった。 アジサイ、ツバキ、ツツジ、サツキ、ユキヤナギ、ソテツと、藪のようになっていたのをザッ、ザッと鋏んで(剪定して切ること。 切るという、花木を傷める語感を嫌って、剪定職人の使う言葉)いった。 サクランボの延びた根から出ているヒコバエの伸びた枝もほぼ取った。 やり始めたらじきに、おふくろが出てきて、指図を始めた。 「ツバキはいいから、これを切って」と、振り返ってみたらアジサイはもう鋏んであったので、「ああ、切ってある、切ってある」とか言っていたが、また振り返って「それよりも、ツツジ切らんにゃ。 花の後、すぐ切らんにゃいけんのだ」と、ご託宣である。 「自分で切りゃいいじゃないか」と言うと、「えっ?!」と、気色ばむ。 この、「自分でやりゃいいじゃないか」と言うのは、私の十八番で、おふくろにはっきり反旗を翻し始めてからの常套句だ。 高齢は承知の上で使う。 要するに口封じだ。 しかし、懲りることがない。 指図をするときの、実に生き生きしていること! 夕食は具だくさんのスープを作った。 ニンジン、キューリ、エンリギ、タマネギ、鶏の卵っ子とひも、肉気が少なかったので、残っていたベーコンで、卵っ子だけはそのままで、あとはみな細かく乱切りにして入れた。 味付けはコンソメの素だけ。 野菜の旨みがそれぞれ出て、いい味だった。 サラサラのこの具だくさんスープをカレー皿のご飯の上からかけて食べた。 具だくさんスープライスだ。 NHKETV『サイエンスアイ』で、脳についてやっていたが、ゲストの理化学研究所脳科学研究センターの田中啓治(?)博士が、いいことを言っていた。 毎回ゲストに尋ねている、「人とは?」という問いに、「ヒトとは 自分を訓練する 存在である」と答えておられた。 私事で僭越であるが、私のACからの社会復帰過程も、まさしく同じことが言える。 経験を積み重ねて、そのなかから学んで、少しづつ少しづつ、自分を訓練していく作業だ。 砂粒を積み重ねるような作業だから、なかなか目に見える変化にならないが、しかし、量的変化の積み重ねが、質的変化をもたらすのだ。 私がACからの復帰過程で学んでいる、一番大きなことかもしれない。 「積み重ね」だ。 にほんブログ村
by Silvergray777jp
| 2009-07-26 02:02
| トラウマサバイバー
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