寄り道したら、遅くなった。
合唱の日だった。 新しい歌。 よく知っている歌だが、テナーは難しい。 テナーが彩りをつける役目だ。 やっぱり、テナーは、ソプラノと並んで、曲の主要な構成部分なんだ。 だから、テナーがしっかり歌って、初めて、曲が生き生きするのだ。 声質がそうだから仕方ないが、難しい、重要なパートを担うことになったのだ。 声を合わせること、これもたいせつなことだ。 今日(3日)はどうしても、早め、早めの発声になっていた。 何か、ミスをしてはならないというような、強迫観念に似たものがあるようだ。
しかし、今日(3日)は、昨日の、自分の課題がわかったことで、グッと落ち着いてしまった。 慌てなくなった。 上段で書いたこととは矛盾するようだが・・・・・。
何か、いつも、「これではいけない、これではいけない、まだ不十分だ」と、いうような思いが消えなかったのだが、私の問題点を直視することによって、つまり、支障の元になっているものがハッキリ見えたことによって、慌てる必要が無くなったのだ。
逆説的な表現になるが、ボトム‐オブ‐プロブレムに立脚して、世界を見るようになったのだ。 常に、自分が不十分な存在のように思われていたのが、まるで嘘のように、しっかりと、どっしりと、落ち着いてしまった。
それこそ、世界の底(ちょっと、大仰)から物を見ているという感じだ!
おやすみ。
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