南相馬市の市長さんが切々と訴えていた。 やっと援助物資が受け取れると思っていたら、原発の自宅待機区域だから持って行くわけにいかん、取りに来いと言われたと。・・・・・
ほんとうに、人の命を何と思っているのか!
筋から言えば、そういう手当だって、東電そして国が行わなければならないのだ。 県だって、国の下部機構でもあるのだ。 そこが自分たちの責任を果たそうとせず、被災し罹災した住民を突き離している。
援助物資だって、空中投下できるものであれば、とにかく全域を空からパトロールして、住民が居れば物資を投下したらどうだろう? とにかく、いまだに何の物資も届いていないところが多数あるようだ。 瓦礫のなかからの生存者救出も人命なら、孤立している避難民も人命だ。 こんな当たり前のことがなんで通らないのだろう? 車の両輪のように、同時進行しなければならないのではないだろうか?
あれと、原発では、懸命に水の注入に携わっている作業員は逃がすことなく、その他の職員は退避したようだが、自分たちを何様と思っているのか?!
だいたい偉いさんは1回も顔を見せていない。
本末転倒だろうが! 社長が真っ先に注入作業の現場に立たなければならんだろう?! そして、逃げるのは最後に逃げなければならないだろう?
何様と思っているのか?!
戦争でも同じだが、最前線に立つのは国の指導者でも企業の当主でもない、名も無きと譬えられる下々の者だ。
鉄砲担いで、防護服に身を固めて、命令のままに最前線に立つのは、必ず下々の者だ!!
『蟹工船』と同じだ!
「おいっ、地獄さえぐん(行く)だで(だったか?)」のセリフで始まる『蟹工船』は、今まさに福島第1原発で現前されている。
現場作業員の命を、何と思っているのか?!
菅総理が、視察するだけではなくて、物資投下を率先してやればいいのだ。 菅総理が東電の社長と一緒に原子炉への水注入作業に携わればいいんだ!
眠気が襲っている。 おやすみ。
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